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【萬物相】ソウルの殺人的な物価

 ある在外韓国人向けの新聞が、世界32都市のキムチチゲの値段を調べ、「キムチチゲ指数」を発表したことがあった。これは、国内のキムチチゲの値段を1人前5000ウォン(約620円)とし、これを100とした場合の各国のキムチチゲの値段を算出したものだ。

 調査の結果、スイス・ジュネーブの数値が620ともっとも高いことがわかった。ジュネーブではキムチチゲ1人前が3万1000ウォン(約3800円)と、韓国の6.2倍にもなった。

 ヨーロッパの各都市は350?440、米国の各都市は160?300、日本は平均で230を記録した。

▲英国エコノミスト誌は1986年から毎年、マクドナルドの看板メニューの「ビッグマック」の値段を基準とした「ビッグマック指数」を発表している。

 今年の資料を見ると、スイスが5.21ドル(約610円)で米国の3.10ドル(約370円)を68%も上回っている。続いてデンマークの4.77ドル(約560円)、スウェーデンの4.53ドル(約530円)、ユーロ通貨圏の3.77ドル(約450円)、英国の3.65ドル(約430円)という順になり、上位を軒並みヨーロッパの都市が占めた。

 韓国は2.62ドル(約310円)で32カ国中14位を記録した。

▲キムチチゲとビッグマックの値段で見るかぎり、韓国はほとんどの先進国より物価が安いことになる。

 しかし、マクドナルドと同じくらい世界的なブランドとなったスターバックスのコーヒーを基準にすると、順位は大きく変動する。

 先日あるテレビ局の時事番組がソウルと東京のコーヒーの値段を比較した。ソウル都心のスターバックスでカフェラッテ1杯の値段は3800ウォン(約470円)だ。これは東京の新宿と渋谷の340円(2800ウォン)より1000ウォンも高い。

 米国の2200ウォン(約270円)、シンガポールの2880ウォン(約360円)、英国の2970ウォン(約370円)と比較してもソウルのコーヒーの値段は高すぎるようだ。

▲朝鮮日報が世界6都市で売られている世界的なブランド、8品目の価格を比較したところ、そのほとんどで韓国がトップとなった。

 例えば「ニューハギーズ・ゴールド」のおむつ60個入りのソウルでの価格は20ドル(約2400円)で、ニューヨークの16.4ドル(約1900円)、東京の12.6ドル(約1500円)よりはるかに高かった。

 また輸入自動車もよく知られているとおり、韓国の消費者が米国市場の倍近くを負担している品目だ。

▲『まっとうな経済学』の著者、ティム・ハーフォードは、スターバックスのコーヒーの値段が高いのは、それだけの値段でも何らかの理由で喜んで払おうとする消費者がいるためだとした。

 世界的な有名ブランドの製品が韓国で特別高く売られているのには、そうした面が作用している部分もある。1人当たりの所得が1万6000ドル台の国家に住みながらも、3万ドル台の国家に住んでいるかのような気分でいる人たちが少なくないということだ。

 大統領が「経済はこれぐらいなら成功したと言える」と言い、国民まで一緒になって錯覚に陥っているのだから、まったく困ったものだ。

キム・ギチョン論説委員

朝鮮日報

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/19/20060919000026.html

韓国(ソウル)の物価は高い。

もちろん所得(日本の約1/3)のわりには、ということである。しかしながら、はっきりと日本より安いものとしてすぐに思い浮かぶのは交通費などぐらいだろうか、それほど多くはない。スーパーに行ってもすべてのモノが安くは無い。むしろ日本より高く感じる。また日本の100円ショップの商品が、そのまま2000ウォン(約240円)ショップの商品として売られ活況を呈している。更に言うならば、同等レベルの品質のものを日本と韓国とで買うならば、明らかに韓国の方が高い。

物価の高さについて、この記事では海外崇拝志向などが取り上げられているようだが、私はそうは思わない。舶来品だけが高いというわけではない。

要は、あまり競争がないのだ。

「財閥」が韓国内のほとんどの産業を網羅し、美味しい所は財閥が持っていくように社会構造が出来上がっている。寡占状態の下で彼らは「韓国内」では熾烈な価格競争をする必要がない。そして新しい産業が興っても結局は財閥が喰ってしまう。記事に出てきたスターバックスにしても韓国内ではもちろん韓国の財閥が提携してやっている。私には韓国国民は搾取されているようにしか見えない。一人あたりの平均所得が日本の約1/3にも関わらず、日本とさほど物価が変わらないというのは「殺人的物価」といってもいいのかもしれない。


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それにしても「キムチチゲ指数」とは、一体なんなのか。思わず笑ってしまった。指数というのは、「ビックマック指数」のように世界中に浸透し、普遍的なものでなければ意味がないのは子供でもわかる。スイス料理はスイスが一番安いように、自国の日常料理は自国が一番安いのは当たり前だろうに。それともこの記者は、まさか本気で「キムチチゲ」が「ビックマック」のように世界中に浸透しているとでも思っているのだろうか。


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キム・テヒが「これまでは芸能人としてプライベートな生活を楽しめなかった」と胸の内を告白した。

 キム・テヒは13日に放送されたMBC『セクションTV芸能通信』で「プライベートをもっと楽しみたい」と語った。

 キム・テヒはこの日の放送で、自らについて根拠のないデマが飛び交っていることに触れ、「今回の出来事で1つ分かったのは、これまで私は他人の視線を気にしすぎていたということです」と話した。

 そして「いつも噂が立つのではないかと怯えていて、親しい友達でも男性とは2人きりで会うのを避けてきました。スキャンダルが心配で(会おうと言われても)断ってきました」と語った。

 さらに「これまでいつも心配し、気を付けてきたのに、こんなにひどいデマが飛び出してしまいました。これからはプライベートを楽しんで、ステキな男性と十分お付き合いしてから結婚できればいい」と気持ちを新たにしていた。

朝鮮日報/STARNEWS
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/14/20060914000033.html


キム・テヒという女優をご存知だろうか。

韓国においては、最高学府ソウル大学出身ということもあり、極めて良質なイメージを有し、長きにわたり高い人気を保持している女優である。かつて独島キャンペーンをスイスで行い「反日女優」とのイメージをもたれている方もいるかもしれない。

今年に入り彼女は財閥(サムソン系新世界グループ)のプリンスと付き合っているという噂がまことしめやかに流されていた。というよりほぼ「事実」として韓国の世間で定着していた観があった。もちろん本当に付き合っているのかどうかはわからない。だが多くの韓国人は事実のように話し、多くの韓国人が事実としてインプットしていたことだけは確かである。

そんなキム・テヒが今月のはじめにインターネットで結婚説・妊娠説を流した11名を名誉毀損で起訴した。しかし引用記事にもあるテレビ番組『セクションTV芸能通信』で起訴を取り下げることを語ったらしい。

芸能人の噂をネットに流しただけの個人を特定し、起訴までしてしまうのが韓国社会の一つの特徴かもしれない。日本だと「フライデー」の○○社を訴える感覚だろうか。というのも韓国には日本のような大衆的週刊誌がほとんど無いといっても差支えがない。日本でよく見られるコンビ二で週刊誌を立ち読みするという現象は皆無である。ネットが噂の出所であり、ネットが週刊誌の役割を担い、ネット自身がソースであり、いつしかネットが世論を形成し、挙句の果てにはネットが大統領を決めてしまったりして大失敗したりもする。噂話が大好きな上に「客観・証拠・検証」を極めて軽視するので「火の無いところに煙が立つ」と言われる韓国社会には「ネット」という玩具は極めて親和性が高いということだろう。

ふと考えたのだが、結婚説・妊娠説がそんなにも名誉を毀損するものだろうか。日本では考えられない。やはり韓国においては「できちゃった結婚」というものは、かなり異端でアナーキーな行為であるからだろうか。

韓国においては、人気女優が「できちゃった結婚」というのは、女優生命を絶つにも等しい行為だといっていいし、まずありえない(今のところは・・・)。日本の人気女優が、当たり前のように「できちゃた結婚」をするのは、まったくもって理解できない、と私の周囲の韓国人は100%口を揃えていう。広末涼子の大ファンであったC君が、彼女のできちゃた結婚を知ったときの悲憤落胆した顔は今でも脳裏に焼きついている。海外において、日本人女性は性に開放的、すぐに身体をあずける、という固定観念が出来てしまったのは、アダルトビデオの影響のほかにも、このように余りに多すぎる芸能人・タレントの「できっちゃった婚」もあるのではないだろうか。

職業的・金銭的なアレとは別として、一般的に貞操観念について日本と比較すれば韓国は俄然保守傾向にあることは間違いない。韓国でも若年層は年々この傾向が薄まっていることが報じられたりもするが、それでもまだまだ保守傾向に変わりは無いと思われる。これは儒教的下地や熱心なキリスト教徒が多いことなどが起因するのであろうか。

もっとも日本がオープンになりすぎたのかもしれない。そして今でも低年齢化は進んでいるのだろうか。ゆとり教育というのはどんな日本人をつくりあげるのだろうか。非常に心配だ。一方の韓国では、ほとんどの高校生は気の毒になるぐらい早朝から深夜まで勉強している。勉強、勉強、また勉強・・・、大人はみな口を揃えて韓国の教育・社会のありかたは異常だ、間違っていると言いつつも、結局は子供には勉強ばかりやらせている。この閉塞的な社会ではそうするしかないのだ。一部の不良や援助交際なるものもあったようだが日本に比べたら極めて微少だ。私はソウルのど真ん中に住んでいて、韓国では都会中の都会といわれるエリアだが、近所を歩いているほとんどの女子高生は化粧気の化の字も無い。みな揃いも揃って黒髪ストレート、銀縁メガネ、スッピン、ひざ下まであるスカート・・・・垢抜けない姿で街を歩く女子高生らを私は長らく中学生だと思っていた。

幼年時から火蓋がきられる韓国の狂乱的受験大戦争。その頂点に君臨する「ソウル大学」出身キム・テヒの韓国においての高い付加価値のニュアンスはなかなかお伝えしにくい。日本に置き換えるならば、東大卒を売り物にしている日本のタレントの価値の何倍もあるというイメージだろうか。

古い世代の韓国人がキム・テヒを見て「韓国も変わった」と言った。昔は芸能人・タレントは、水商売に毛が生えた目で見られていたそうだ。言い方をきつくすれば「蔑視」ということになるだろう。時の権力者、財界の大物などが望めば身体を売る立場の女性だった。つまり超高級娼婦のような存在だったとのことだ。

韓国がわりと自由を謳歌できるようになったのは最近のことだ。強圧的な軍人政権の時代が終わったのがつい十数年前の出来事である。ソウル大を卒業したにも関わらず女優という職業に就き、さらにはスキャンダルについて、恋愛について、結婚について、オープンに語っている。古い人間が時代も変わったとつぶやくのも無理も無い。

今後も韓国社会は資本主義的発展に比例して、いろいろなことがオープンになっていくことは間違いないだろう。日本に対するタブーも何十年後にはオープンになっていて欲しいと願うのは楽観的過ぎるだろうか。


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前回はオーマイニュースの感想「前編」としたものの、パソコンが故障してしまいブログを更新できませんでした。ハードディスクの破損だそうです・・・・。またマイペースで更新していきたいと思いますので宜しくお願いします。

オーマイニュースが創刊したらしい。
ご周知のように、市民記者が記事を投稿できる韓国のニュースサイト「オーマイニュース」の日本版である。


異なる意見戦う場に?創刊にあたって
編集長 鳥越俊太郎

日本の文化は一言で言うと「均質な文化」です。国民全員が同じ言語、伝統、習慣、風習を持ち、しかも同じような新聞やテレビを見ている。日本村のような状態ですね。だからここでは実名、顔出しで本音を言う文化よりも匿名文化が発達しました。「本音」と「建前」を使い分ける文化ですね。

(中略)

インターネットの世界は匿名文化が花盛りです。私はそれはそれで、そういうものだというみんなの認識でやっているのならいいんですけど、ニュースや情報という事実関係を大事にする場面では匿名は問題を孕んでいます。私たちオーマイニュースはやはり少々ガマンをしても匿名文化を実名文化にかえるべく努力をする時代になったという認識でやって行きたいと思っています。

http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000000083


このように編集長の鳥越俊太郎氏は、ネットの匿名文化を日本文化と直結させ、匿名文化を批判し、それを実名文化にかえるべく努力したいと抱負を語っている。憂慮すべき「匿名文化」を是正すべく、韓国に倣い「オーマイニュース」を創刊させたらしい。

しかしながら、この「オーマイニュース」の本家本元の韓国は、匿名によるネット暴力がとても盛んな国である。日本の文化を「均質な文化」と定義し、それを「匿名文化」と直結させて憂慮しているが、倣うべき韓国という国は、鳥越氏の言葉を借りれば、日本とは比較にならないほどの「超均一な社会」である。

縁(コネ)を非常に神聖視し、血縁・地縁・学校・兵役…、ありとあらゆる「縁」でがんじがらめに有機結合され「大韓民国」という一つの村を形成している観がある。そして韓国村は狭い。息苦しい。逃げ場がない。韓国からみれば、日本は超個人主義で多様性文化である。

このように国家全体が一つの濃密な村社会を形成してしまっている韓国の匿名ネット暴力は、日本のそれとは桁が違う。大挙合同して個人を容赦なく虐殺する。いわゆるネットリンチだ。ターゲットになった者は、もはや韓国内で生活することは不可能であろう。300人ぐらいの村落に逃げ場がないと同様に。

近年「オーマイニュース」の本家本元の韓国は、深刻な匿名によるネット暴力に対して法的規制を推進検討している。ネット実名文化を実現させるのには法的手段をとらなくてはならない状況にまでなっている。

私たちオーマイニュースはやはり少々ガマンをしても匿名文化を実名文化にかえるべく努力をする時代になったという認識でやって行きたいと思っています。 

と、鳥越編集長が垂涎してやまないネットの実名文化は、もはや本家韓国においては強制的手段によって導かれようとしている。

つまり、「オーマイニュース」という実名市民参加ニュースサイトは、ネット匿名文化を実名文化にかえることに対して「何の役にも立たない」という「結論」がすでに出てしまっているのである。いったい彼は「オーマイニュース」で何がしたいのか。本音はどこにあるのか。


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私は日本人である。よって、私の周囲には日本語が堪能な韓国人が自然と多くなる。日本語ができることはそれなりのメリットがあり、日本語が堪能な韓国人には社会的経済的成功者が比較的多いように思える。日本のノウハウを韓国に持ち込み成功した者、日本で先端技術・知識を学び成功した者、あるいは日本とのビジネスで成功した者…、栄達への手段としての「日本・日本語」という側面が韓国には確かにある。
 
いや、「あった」と過去形になりつつあるかも知れない。

以前から気になる事象として、すでに日本語を流暢に話せるにも関わらず、現在は英語を必死に勉強している、もしくはマスターしようと勉強を始めようと考えている韓国人が増えてきたということがある。

その辺の考察で、在韓日本人のブログ「コリアニメやつあたり」さんに、非常に興味深い考察が述べられていた。

書評『“日本離れ”できない韓国』『「脱日」する韓国―隣国が日本を捨てる日』

ここでも述べられているように、近年の韓国では、日本語を操れるようになったものの、金にもならないし出世もできなくなりつつあるように見受けられる。

せっかく膨大な時間と労力を割いて日本語を一生懸命勉強しマスターしたものの、商売の役に立たず、就職も出来ず、出世も出来ず、日本語能力が人生のプラス作用にはたらかない人を目の当たりにして、日本人としてなんだか申し訳なく思ってしまうことさえある。韓国人に「今は英語の勉強を頑張っています」と流暢な日本語で言われると、言外に込められた(日本語能力を活かす場所がないようなので…)というメッセージを感じ取ってしまう。

英語をマスターした者が肩で風斬って歩き、日本語をマスターした者が肩をすくめて歩く。韓国における日本のプレゼンスの低下をどう捉えるべきなのか、私は結論を出せないでいる。


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最近、韓国では、日本でいうところのパチンコ/スロット店が増えている。というより、ここ1年間で爆発的に増加している。ここではパチンコ玉を打つのではなく、液晶の数字等が揃うのを眺めるのが韓国流らしい


「らしい」としたのは、私はパチンコ店、いわゆる賭博場(ソウルでは「GAME LAND」と看板が掲げられていることが多い)に入ったことが無いからである。GAME LANDはオールスモークガラス等で外からは絶対に中の様子は見えないようにしてあり、例外なく閉鎖的空間の匂いを放っている。なんだか、冷やかしでは入りづらいのである。

以前から、ギャンブルが大好き&日本の真似が大好きという国民性を持ちながら、韓国でパチンコが盛んでは無いことを不思議に思ってはいた。
かつて理由を韓国人の知人に聞いた際には、韓国人は頭に血がのぼりやすく、熱中してしまう危険性が高いので政府が規制しているのだということであった。当時は、真偽の程はわからないまでも、なるほどと納得したことを思い出す。

ところが前述したように、ここ1年間ぐらいのあいだに、日本におけるパチンコ、つまりGAME LANDが急増している。そして現在、韓国ではノムヒョン大統領の甥が賭博場利権に関与しているというスキャンダルが持ち上がっている。日本ではあまり報道されていないかもしれないが、韓国においてはかなりの騒ぎになっている。韓国マスコミの大統領府への当てつけなのか、まるで目の敵のように連日連夜このニュースがお茶の間に流されている。

強大な権力を持つ大統領筋が賭博場利権に絡んでいるならば、ここ最近の賭博場の爆発的増加は合点がいくところである。GAME LANDは本当に「爆発的」増加なのだ。そして、それにはまってゆく韓国人も急増中だ。私の周囲にも増えてきた。先日も商品券の束(換金できる景品)を見せられて、勝った勝った、と自慢されたばかりである。しかし良く話を聞くと、トータルでは大きく負け越しているようだった。どうやら勝った時だけ周囲に話すのは万国共通らしい。

私は韓民族は単なるギャンブル好きというより、先天的なギャンブラーだと常々思っている。民族こぞって計画性の欠如、そして刹那的で感情的だ。平たく言えば、後先をあまり考えない人が非常に多い。韓国で賭博場をつくれば、ボロ儲けできることは確実であるが、国益が損なわれることも確実でもある。大統領の血縁がそれに関与していたということは、一体どういうことか。


【社説】全国に賭博場を乱立させながら反省のない盧武鉉政権

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は「海物語」疑惑と関連し、20日ヨルリン・ウリ党幹部らに「私の甥は無関係だ。実務政策上の失敗に過ぎないことが明らかになれば、利権疑惑のないことが確認される」と語った。

 翌日の閣僚会議では「当分は疑惑に悩まされるかもしれないが、真実が明らかになれば、むしろ参与政府(盧武鉉政権を指す)が清廉であることの証明になるので、自信もって対処してくれ」と要請した。

 国民は国が賭博に染まっていることを心配しているのに、大統領は私の甥が関与していたかどうか、これが利権疑惑なのかどうかといった問題にしか関心がないようだ。安保体制の問題に続き、賭博問題も、真に憂っているのは国民だけだ。

 韓国には今、全国にコンビニエンスストアの数よりも多い1万5000軒の賭博場が住宅地や学校の前、挙げ句の果てには子どもたちの自習室の前まで浸食し、夜通し営業を続けている。人口1万人に過ぎない鬱陵島にも賭博ゲームセンターは4軒もあり、繁盛している。

 国中をギャンブル場だらけにしておきながら、「私の甥は・・・」 とか「利権疑惑は・・・」と繰り返すだけの大統領の対応には首をかしげてしまう。

 前政権は国内利用者用のカジノ(江原ランド)を許可し、世論の総スカンを食らったが、当時射幸性ギャンブル産業が占める割合はレジャー市場全体の27.8%程度(2000年)だった。

 現政権に入り、その割合はたった4年で51.3%(2004年)と2倍に膨れあがった。そして賭博場で現金の代わりに流通する商品券の乱発を許し、成人賭博ゲーム産業の規模を1年で5000億ウォン(約608億円)から30兆ウォン(約3兆6500億円)に膨らませた。

 ギャンブル産業は庶民の糧を餌に成長している。日雇いの労働者、その日暮らしの自営業者、世間知らずの主婦、無力な老人といった社会の弱者が政府のギャンブル産業育成策のカモになった。

 ギャンブル中毒で財産を失ったり、家庭を崩壊させたり、人生に失敗した人は数多い。今月13日には釜山で成人ゲームセンターに入り浸って1億ウォンの借金を作った30代の男性が首をつって自殺した。

 ゲーム中毒になって会社を解雇されたサラリーマン、学費を使い込んで両親のクレジットカードを盗み、数千万ウォンを失った大学生、一家の生計手段である個人タクシーを消費者金融に差し押さえられた運転手など、政府のギャンブル産業育成策に巻き込まれ、身上をつぶした人たちの人生は悲惨だ。

 統計によるとゲームセンター利用者の42.7%が月200万ウォン以下の低所得者層だ。現政権は人生に疲れた無力な庶民に働き口や働きがい、貯蓄の喜びを提供する代わりに、ギャンブルという麻薬を与えた。

 賭博は常に財産や人生を台無しにする大多数と、その多数の犠牲により利益を得る少数の人たちとの関係で成り立っている。

 そしてギャンブル産業育成政策もやはり、賭博場の経営者や、営業許可を出して後見人を買って出た権力、商品券業者ら数千名の利益のために、数百万人を泣かせる行為だ。

 大統領はこうしてギャンブルに身を持ち崩していく国や人々を前にしても、「実務政策上の失敗」に過ぎないと主張するのか。(朝鮮日報)

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/08/23/20060823000008.html

前述したように、以前に韓国人の知人から聞いた「韓国人は頭に血が上りやすいから政府がパチンコを規制している」という話は、その真偽は別にしても私を納得させるに十分であった。韓国でパチンコが広がったらどうなるか?とは、ガソリンに火を付ければどうなるか?を問うのにほぼ等しい。
案の定、その弊害が報告されつつある。


韓国で大流行の賭博ゲーム、その弊害とは

 裁判所の判決文でみた賭博ゲーム「海物語」の弊害はあまりにも大きく深かった。多くの人々がゲームをして財産を失い、一部は犯罪にまで至っている。

 忠州市に住むチャン某容疑者(45)は今年3月4日、同ゲームで1日150万ウォンを失ったことに腹を立て、ガソリンを持ってきてゲーム場に火をつけた。チャン容疑者には懲役3年6カ月の実刑が宣告された。

 果物の露店商を営んでいたチョン某容疑者(47)は同ゲームで96万ウォン勝った後、一瞬でそのすべてを失った。腹が立ったチョン容疑者は凶器と工業用のアンモニア水でゲーム場の従業員を脅し「300万ウォン出せ。これをまけば全員死ぬ」と脅迫した。ゲーム場の主人の通報により捕まったチョン容疑者は懲役2年に執行猶予3年が宣告された。

 日雇い労働をしていたカン某容疑者(43)は同ゲームで大損をした。そして従業員に「社長と話がしたい」と言ったが、これを拒絶されると、消火器でゲーム2台のモニター(時価300万ウォン相当)を叩き壊し、従業員に暴力を振るった。カン容疑者は罰金200万ウォンの支払いが命じられた。

 同ゲームのために殺人事件も発生している。地方で同ゲーム場の営業部長を務めていたパク某容疑者(40)は、暴力団のチョ某氏がカネを要求し営業を妨害すると空気銃でチョ氏を撃った。チョ氏は死亡し、パク容疑者には懲役13年6カ月が宣告された。 (朝鮮日報)

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/08/22/20060822000001.html

いかにも韓国らしいエピソードの数々である。
負けたからといって、放火したり、台を消火器で叩き壊したり、空気銃で狙撃殺害したりと、激しいことこの上ない。
自制心を失いやすい国民性を考慮に入れると、このような事態になることは、当の韓国国民も含め誰の目に明らかだったはずである。スキャンダルが事実とすれば、大統領とその周辺の罪は大きいと言わざるをえないだろう。


最後にふと思ったのだが、韓国のGAME LANDにおける代表的な機種「海物語」は、どうやら日本のパチンコ台「海物語」の液晶部分を使用しているらしい。また「宇宙戦艦ヤマト」などの機種もあるという。きちんとライセンス料を払っているのか、得意の無断使用なのか、ちょっと気になるところではある。

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日本から韓国への旅行者はジリ貧傾向にあるという。
韓流ブームの終息、ウォン高、竹島問題等の反日気運の高まり、などの理由から韓国旅行が敬遠されつつあるというのである。
とはいえ、明洞などのソウル繁華街に行けばまだまだ日本人観光客は多く存在し、また近年の傾向として「え? どうしてこんなところに日本人観光客が?」と思わされるようなDEEPな場所への進出が目立つ。

ほとんどの日本人観光客は「歴史」などという重苦しいテーマを避け、ひたすら異国の地である韓国を楽しもうとする方がほとんどではあるとは思うが、それでも留意してもらいたいことがある。

歴史という重苦しいテーマをいくら避けても、韓国においては、どうしてもところどころに「日本=絶対悪、韓国=絶対善」という主張が見え隠れしてしまう。ふと目を留めた何気ない解説文の中にそれが織り込まれていたり、ガイドの説明にもそれが滲み出ていたりと、意識しないうちに無条件的自虐意識が刷り込まれていないかがとても心配なのだ。


「地球の歩き方」という有名な海外旅行ガイドのバイブルというべき本がある。海外旅行の際にお世話になる方も多いと思う。
この「地球の歩き方 韓国(05'-06')」が私的には非常に面白い。ところどころに配置されている韓国についてのコラムが簡潔且つ客観的で、なるほどと唸らされる。

例えば韓国料理については、儒教的価値観、庶民層の富豪の未出現、大衆文化が全く育たなかったことや、日本統治下時代のソウルガイドブックには、洋食、中華、和食の店は相当紹介があるのに、朝鮮料理については殆ど無いこと、などを記述しつつ、今あるものが昔からあったと誤解しやすいが、現在の韓国料理が比較的新しいものであることを知っておいてもいいだろう、と締めくくっている。

そして、この本は「多角的歴史観」についてもきっちりと言及している。私的に感銘を深く受けたので、全文抜粋してご紹介させていただく。


韓国では歴史教育が民族意識高揚の道具とされてきた。その結果、民族優越の感情が先行し、一般レベルでは伝説と史実との混乱や拡大解釈がよく見られる。また、日本憎しの一念から歴史上のできごとでは日本はすべて悪者で、先進的で善良な朝鮮のジャマばかりしていたというのが普通の人々の感覚だ。

檀君は実在していたのか? 渤海や高句麗の勢力範囲はかつての韓国だったのか? 日本の古代文化は全部韓国起源なのか? 寺や文化財を焼き尽くしたのは秀吉だけなのか? 15世紀まで独自の文字をもたなかったのはなぜなのか? 伊藤博文は侵略者だったのか? 総督府は史跡を意図的に破壊したのか? 併合時代の日本は収奪のみに明け暮れていたのか? など冷静に考えると疑問点も数多い。

観光の際にも、現代の価値観で歴史を読み解くのではなく、時代背景や国際情勢を考慮したり、異なる解釈の資料にあたったりして、多角的、実証的な歴史観で臨みたい。

ダイヤモンド社 「地球の歩き方 2005?2006年版」より抜粋引用


まことにもって、その通りである。
観光ガイドブックである「地球の歩き方」に、このような素晴らしい警鐘が記述されているのに驚きを感じるとともに、敬意を表したい。

韓国という国は、ことあるごとに誇大解釈、真偽不明、妄想事大な歴史を強調する傾向にある。たとえ観光だとしても、この本に書いてあるように多角的、実証的観点を意識した上で、韓国観光に来て欲しいものである。


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