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<北ミサイル発射>市民反応なし…韓国は安保不感症

5日、北朝鮮が奇襲的にミサイルを発射したという知らせに我々市民は概して落ち着いていた。

米国、日本などで現地メディアが一斉に北朝鮮のミサイル関連速報を緊急ニュースで伝えるなど、緊迫した動きとは対照的だった。

ミサイル事態で国家非常状況が展開されるときに北朝鮮と米国間の問題であるとし、韓国とは関係ないといった反応が多かった。

特に若い階で著しかった。延世(ヨンセ)大学のパク・キスさん(25)は「今すぐ戦争が始まるのでもないのに国民の生活にミサイル発射がどれほどの影響を及ぼしたというのか。周囲の友人も特に気を使わない様子」と話した。

ソウル大学のイ・ジョンウンさん(24)は「北朝鮮はあまりに体制が特異なので、外交の基本が通じる国ではないと思うから心配するには及ばない」とし「我々はそれほどでもないのに外国で異様に興奮しているから妙な気分だ」と話した。

◆インターネットでは熱い論争=北朝鮮ミサイル発射がどんな意味をもつのかぴんとこないという意見も多かった。会社員キム・ヨンボクさん(50)は「政府では最初北朝鮮がミサイルを打たないと、軍事用ではなく人工衛星であると言っていなかったか」とし「我々にどんな脅威になるのか判断できない」と話した。

美術館職員オ・ジニさん(30)は「かつてから北朝鮮の核、ミサイル問題は毎度こうして騒ぎながらもすぐ静かになったではないか」と問い返した。

北朝鮮のミサイル発射の何が問題なのかという人も一部いた。デザイナーチョン・テグンさん(35)は「北朝鮮がとにかく力を持って日本を牽制しているものとみられる」とし「統一すれば北朝鮮のミサイル技術もすべて我々のものになるのではないのか」と話した。

既成世代は懸念の声を出した。自営業者ムン・ギョンホさん(62)は「北朝鮮ミサイルがいつ我々の頭上に落ちるかもしれないのに多くの人が対岸の火事を見るように眺めている現実にあきれてしまう」と話した。

ネチズンの間では熱い論争が起こった。「北朝鮮でも核ミサイルを保有して日本と米国から韓半島を守らなければならない」(jungo1225)と言うなどの北朝鮮擁護論を広げる側と「これまで北朝鮮に施した対価がミサイル脅威なのか」(kwon8136)と政府の対北政策を批判する側が対立した。

◆安保不感性の懸念=専門家らは政府の一貫した一方的支援と対北宥和政策で国民の間に「安保不感症」になっていると診断した。安保脅威とは本質的問題まで忘却しているということだ。西江(ソガン)大政治外交学科キム・ヨンス教授は「北朝鮮の軍事的能力が高いということを示した事件で、緊張しなければならない非常事態」とし「我々が最大の被害者になることもあるという点を認識する必要がある」と言った。

ソウル大国際大学院パク・セイル教授は「国際状況が我々に非常に良くないことを国民がよく分かっていないから今回の事態に無感覚」とし「融和的対北政策を推進しながら北にあやふやな態度を取って来た政府が国民の安保意識を混乱させた」と批判した。 (中央日報)

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=77541&servcode=400§code=400


今回の北朝鮮のミサイル発射について、韓国では「普通より大きめ」ぐらいのニュースで伝えられている。もちろん「竹島の日 制定」の発狂ぶりとは、とても比較にならない。日本では特番が組まれるぐらいだそうだが、ここ韓国では、はっきり言って他人事のような空気だ。ミサイルの話をするのは日本人だけで、韓国人同士がこの話をしている場面にいまだ遭遇していない。北朝鮮のミサイル発射のニュースの後に、竹島海域調査のニュースが流れたりしているが、市井の韓国人にとっては、そっちの方が関心が高かったりするかもしれない。

「他人事」という表現を使ったが、これは韓国に暮らす私には、何となく理解は出来る。
つまり、これは何を意味しているかと言うと、

「北朝鮮は韓国にミサイルを打つことは絶対に無い」

と、ほとんどの韓国人が思っているということだ。かくいう私もそう思っている。識者などは、憂慮すべき事態だ、と物憂げに語るが、一般の韓国人の多くは、「はあ?」と極めて関心が低いと思われる。「(安全な)韓国にいて、良かったですね ハハハ」とある韓国人から言われたが、大方の韓国人はこんな感じである。要は韓国人は「絶対安全」だということで関心が無いのである。

「北朝鮮」という、同胞をめぐる意見は、韓国でも多彩である。
更に日本、米国、中国といった要素や、民族統一といった命題を絡めると、その意見・考えは百花繚乱であって、とてもではないが、ここに書留めることは出来ない。しかし、この韓国の無関心な空気から、もはや多くの韓国人は北朝鮮を「純軍事的」に危険な隣人としては見ていない、ということを再確認することが出来た。

今回の件でもう一つ再確認したことがある。
外部に敵を創らないと、一つにまとまれない民族気質を持つ朝鮮民族が、「遠い将来」にどっちの方向に向かうか、がおおよそ推察できることである。

もちろん「反日」である。


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